第二回演奏会の合唱団追加募集要項を掲載しました。

「ぶらあぼ」2023年1月号  に掲載

音楽監督からのメッセージ


第一回演奏会 開催!

オランダ古楽界の至宝来日

5年間に渡るヨスコア・プロジェクト、開幕!


指揮

ヨス・ファン・フェルトホーフェン

Jos van Veldhoven


ソプラノ:松井亜希

MATSUI, Aki 

テノール:櫻田 亮

SAKURADA, Makoto

バリトン:与那城 敬

YONASHIRO, Kei

管弦楽:レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ

Les Vents Romantiques Tokyo

合唱:ヨス・ファン・フェルトホーフェン合唱団

Jos van Veldhoven Chor

CAST

ソプラノ:松井亜希

 MATSUI, Aki 

岩手県出身。東京藝術大学音楽大学院博士課程修了。アカンサス音楽賞、同声会賞、三菱地所賞受賞。日仏声楽コンクール、日本ドイツ歌曲コンクール優勝、日本音楽コンクール入選。バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして国内外の公演や録音に参加。海外音楽祭や国内公演で数多くのソリストを務める。NHK-BSクラシック倶楽部、NHK-FMリサイタル・ノヴァ、オペラシティ財団主催リサイタルシリーズ《B→C》出演。

テノール:櫻田 亮 

SAKURADA, Makoto 

クレモナ音楽祭『ウリッセの祖国への帰還』、モンテヴェルディ『オルフェオ』初演400年には、エディンバラ音楽祭に出演。殊にバロックから古典派をレパートリーに国際的評価を得ており、バッハ・コレギウム・ジャパンとCD録音やコンサートに参加。バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」等いずれも高い評価を得ている。 2002年ブルージュ国際古楽コンクール第2位(声楽最高位)等受賞多数。東京藝術大学教授。二期会会員

バリトン:与那城 敬

YONASHIRO, Kei

これまで、二期会『エフゲニー・オネーギン』タイトルロール、『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、『メリー・ウィドー』ダニロ、新国立劇場『ばらの騎士』ファーニナル、オペラ夏の祭典『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ナハティガル等、数々のオペラに出演し存在感を示す。コンサートでは「第九」をはじめ、「エリア」「ドイツ・レクイエム」「スターバト・マーテル」「カルミナ・ブラーナ」等で高い評価を得る。二期会会員

管弦楽:レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ

Les Vents Romantiques Tokyo

2021年、バッハ・コレギウム・ジャパン首席オーボエ奏者・三宮正満と元NHK交響楽団首席ホルン奏者・福川伸陽が発起人となり結成。バロック〜古典派〜ロマン派の幅広いレパートリーを、それぞれの時代と地域に相応しい楽器で演奏する。古楽とモダンの垣根を越え、各界最高峰で活躍するプレイヤーたちが奏でる自由でエネルギッシュな音楽、そして希少なオリジナル楽器のサウンドは特筆に値する。2022年、コジマ録音よりモーツァルト&ベートーヴェンの木管八重奏とピアノ五重奏曲のCDをリリース

合唱:ヨス・ファン・フェルトホーフェン合唱団

Jos van Veldhoven Chor

2022年3月、今回のプロジェクトに集結した100名の熱きアマチュア合唱団

合唱指揮:山神健志

YAMAGAMI, Takeshi

自由学園最高学部卒業、東京藝術大学卒業後イタリアに留学。帰国後、合唱指揮者として活動を開始。児童合唱から大規模な混声合唱まで多くの合唱団の常任指揮者をつとめるほか、各地で市民参加による公募合唱団を指導。2017年よりアンドレア・バッティストーニ指揮の演奏会での合唱指揮を担当。2023年にはベルリオーズ『レクイエム』の合唱指揮を務める。また、オーケストラと歌う素晴らしさを子どもから大人まで広く体験してもらうコンサートを企画、指揮している。

指揮・音楽監督
ヨス・ファン・フェルトホーフェン

Jos van Veldhoven

ユトレヒト大学で音楽学を、ハーグ王立音楽院で合唱とオーケストラ指揮を学ぶ。1983年〜2018年まで、オランダバッハ協会の指揮者、芸術監督を務める。この数十年間、文字通り何百もの彼の演奏は、オランダや海外で大きな感銘を与えてきた。彼の指揮のもと、オランダ・バッハ協会は、バッハの偉大な作品を演奏した印象的なCDシリーズを発売し、ヨーロッパ、アメリカ、日本でコンサートツアーを行った。

彼はまた古楽の分野での“新しい”レパートリーを生み出すことで注目を集めている。 テレマンやグラウンのオラトリオ、ガストルディの『聖母マリアの夕べの祈り』、バッハの『マタイ受難曲』、『ケーテン侯のための葬送音楽』、さらに17世紀のあまり知られていない音楽対話劇の数々である。また、マッテゾン、カイザー、ボノンチーニ、レグレンティ、コンティ、スカルラッティなどの作曲家によるバロック様式のオペラの再初演を数多く行った。オランダ室内合唱団、オランダ放送合唱団、フランダース放送合唱団、ボン・ベートーベン管弦楽団、ロベルト・シューマン管弦楽団、エッセン・フィルハーモニー管弦楽団などに客演している。

2001年から2010年まで、彼は、ボンとエッセンのオペラハウスで、演出家ディートリヒ・ヒルスドルフとともに、ヘンデル・オラトリオの連続公演を行った。現在、アムステルダム音楽院とハーグ王立音楽院の合唱指揮の教授を務める。 2007年、古楽における画期的な業績により、オランダ獅子騎士団より騎士の称号を授与された。

ヨスコア誕生! 「天地創造」から「ヨハネ受難曲」へ

世界最高峰の古楽演奏団体である名門、オランダ・バッハ協会の芸術監督を2018年まで35年間務めたヨス・ファン・フェルトホーフェン。

その古楽界の巨匠を音楽監督・常任指揮者として招き、 5ヵ年計画で5回の演奏会を開催します。このプロジェクトの中心となるのが   “ヨス・ファン・フェルトホーフェン合唱団”。ヨスコアとお呼びください。その記念すべき第一回の演目に彼が選んだのが、ハイドンの傑作オラトリオ「天地創造」。この作品には珠玉のソロとアンサンブルが散りばめられています。ソプラノ松井亜希、テノール櫻田亮、バリトン与那城敬という当代きっての名手による演奏は必聴! 管弦楽にはトッププレイヤーが集うレ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウが参加。そして指揮者・合唱指揮者として注目の実力派、山神健志率いるヨスコアがこの5年間でどのように成長していくのかご注目ください。 先ずは第一回演奏会をお聴き逃しなく!



ヨスコア第一回演奏会

「天地創造」

Haydn  "Die Schöpfung"


2023年 2月19日(日)14:00 開演

[13:15 開場/16:00 終演予定]

東京オペラシティ コンサートホール

[京王新線 初台駅 下車 東口改札より徒歩4分。東京オペラシティビル直結

チケット前売り

S席:5,000円

A席:4,000円

B席:3,000円

【全席指定】

東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999 

[電話受付時間]10:00-18:00  [カウンター受付時間]11:00-19:00 [定休日] 毎週月曜、年末年始 

チケットぴあ

セブン-イレブン店頭でも購入可能

5ヵ年計画

2023年
ハイドン「天地創造」
Haydn "Die Schöpfung"

2024年
メンデルスゾーン「エリアス」
Mendelssohn "Elias"

2025年
ブラームス「ドイツ・レクイエム」
Brahms "Ein deutsches Requiem"

2026年
モーツァルト「大ミサ」
バッハ「マニフィカト」
Mozart "Missa in c, K.427 Große Messe"
Bach "Magnificat in D-dur"

2027年
バッハ「ヨハネ受難曲」
Bach "Johannes-Passion"

©️2022 Jos van Veldhoven Chor