2026年1月30日(金)
ヨスから、今の世を照らす新しいミサ曲
【世界初演】
1782年、ウィーン。若きモーツァルトはファン・スヴィーテン男爵のもとで、バッハとヘンデルの楽譜に出会い、彼らの音楽に魅了されました。その驚きと発見を出発点に書かれた《大ミサ曲ハ短調》は、未完に終わった作品です。今回、音楽監督ヨス・ファン・フェルトホーフェンは、《ミサ曲ロ短調》、《エジプトのイスラエル人》など、モーツァルトが影響を受けたであろうバッハとヘンデルの楽曲から厳選し、大ミサと響き合わせるように構成しました。《Mozart in love with Handel and Bach》。
未完の祈りが、新たな光を帯びてよみがえります。
2026年 1月30日(金)19:00 開演
[18:15 開場/20:50 終演予定]
すみだトリフォニーホール 大ホール
[JR「錦糸町駅」北口/半蔵門線「錦糸町駅」3番出口から徒歩5分]
当日券18:00発売
S席:6000円 A席:4000円 B席:3000円
各席販売予定
ヨス・ファン・フェルトホーフェンからのメッセージ
《Mozart in LOVE with Handel and Bach》
ヨス・ファン・フェルトホーフェンがプログラムの背景を語ります
“Mozart in LOVE with Handel and Bach”
Jos van Veldhoven Explains the Background of the Programme
ぶらあぼ1月号
今回の公演記事が掲載されました。
ソリスト
ソプラノ1
中江早希
NAKAE, Saki
北海道出身。北海道教育大学岩見沢校芸術課程音楽コース声楽専攻卒業。東京藝術大学大学院修士課程音楽研究科声楽専攻独唱科、同大学院博士後期課程を修了。バロック音楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、オペラや宗教音楽のソリストだけではなくドラマやゲーム音楽などのヴォーカルとしても国内外様々な場所で活動している。北海道上川郡鷹栖町ふるさと応援大使。洗足学園音楽大学非常勤講師。
ソプラノ2
隠岐彩夏
OKI, Ayaka
岩手大学教育学部卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修士、博士後期課程修了。文化庁在外研修員としてニューヨークにて研鑽を積む。友愛ドイツ歌曲コンクール第1位、文部科学大臣賞受賞。日本音楽コンクール声楽部門第1位、岩谷賞、E.ナカミチ賞受賞。キングレコードよりCD『愛しの夜』リリース。矢部達哉、横山幸雄両氏と共演したこのアルバムは「レコード芸術」特選盤に選出される。「青い海と森の音楽祭」音楽主幹。
テノール
中嶋克彦
NAKASHIMA, Katsuhiko
福岡教育大学音楽科卒業。東京藝術大学大学院オペラ科修了、同大学院博士課程オペラ科修了、博士号取得。2012年より文化庁在外派遣研究員としてドイツに留学、マインツ音楽大学のバロック声楽コースで研鑽を積んだ。宗教曲やオラトリオのソリストとして定評があり、国内の主要オーケストラとの共演も多い。また新国立劇場をはじめオペラの舞台にも多く出演している。国立音楽大学大学院非常勤講師。
バリトン
小池優介
KOIKE, Yusuke
東京藝術大学音楽学部声楽科を修了。同大学大学院声楽専攻を首席で修了し、大学院アカンサス音楽賞を受賞。日本音楽コンクール歌曲部門にて第2位と聴衆賞を受賞。国際古楽コンクール山梨にて第3位を受賞。バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバー。妻、有岡奈保と共に「有岡音楽教室新御徒町」を2023年10月より主宰。歌曲や宗教曲、アンサンブルなどの指導を行っている。
管弦楽:プロムジカ・バロック・アカデミー
PROMUSICA BAROQUE ACADEMY
チェンバロ・通奏低音奏者の圓谷俊貴により2020年に創設されたオリジナル楽器を使用するアカデミックなオーケストラ。メンバーは国内外で活躍するプロの声楽家・器楽奏者で構成される。2024年から《All Bach Cantatasプロジェクト》を始動し、約20年をかけてJ.S.バッハ カンタータ作品全曲演奏に挑戦。また、《コラール旋律に基づく新曲委嘱作品》《バロック様式による新作器楽曲》の世界初演にも積極的に取り組み、新しい芸術の「創造」にも力を入れる。
合唱:ヨス・ファン・フェルトホーフェン合唱団
Jos van Veldhoven Chor
2022年にヨス・ファン・フェルトホーフェンを音楽監督・常任指揮者、山神健志を合唱指揮者として誕生した合唱団。フェルトホーフェンとの理想的な演奏を目指し100余名の熱きメンバーが練習に打ち込んでいる。本年から合唱指導に小林恵を招きさらに充実した演奏を目指す。2027年までの5年間で5回の試演会と演奏会を計画している。
合唱指揮:山神健志
副合唱指揮:小林 恵
第4回演奏会フライヤー
2022年、新しい合唱団が生まれた
世界最高峰の古楽演奏団体、
オランダバッハ協会の音楽監督を
2018年まで35年間務めた ヨス・ファン・フェルトホーフェン
彼が音楽監督を務める合唱団が日本に誕生しました
この合唱団は5年間という期間限定で、
年に一度のペースで5回の演奏会を予定しています
【ヨスコア5ヵ年計画】
2023年
ハイドン「天地創造」
Haydn "Die Schöpfung"
2024年
メンデルスゾーン「エリアス」
Mendelssohn "Elias"
2025年
ブラームス「ドイツ・レクイエム」
Brahms "Ein deutsches Requiem"
メンデルスゾーン「詩篇42番」
Mendelssohn “Psalm 42”
2026年
ヨス・ファン・フェルトホーフェンの構成による
モーツァルト「大ミサ曲 ハ短調 」K427を中心とした新しいミサ曲
“Mozart in love with Handel and Bach”
2027年
プーランク「グロリア」 Poulenc "GLORIA"
ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」 Dvořák “Stabat Mater”
【曲目変更のお知らせ】
当初、第5回目に予定していたバッハ「ヨハネ受難曲」は音楽監督ヨス・ファン・フェルトホーフェンの意向により、プーランク「グロリア」、ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」に変更になりました。
2027年の最終回までぜひご期待ください
メッセージ
東京の新しい合唱団のみなさん
私が生まれた家の前には、14世紀に建てられた大聖堂がありました。子供の頃、そこでパレストリーナ、メンデルスゾーン、ブラームスのモテットや、バッハ、モーツァルト、ストラヴィンスキーのミサ曲などを歌いました。
その後、私はこうした音楽を指揮するようになり、作曲家たちが活動していた土地を訪れるようになりました。彼らの音楽を知り、理解することに人生の半分を捧げました。そしてこれらの音楽は、今では私の心と体に深く根付いています。
私の名前を冠した合唱団を立ち上げるというお話は、とても名誉なことだと思っています。私は地球の反対側に住んでいますが、私自身が学び経験してきた音楽の素晴らしさを、文化の異なる熱心な歌い手に伝えることができるのはなんて素敵なことでしょう。音楽には国境がありません。世界中の人々が、偉大な名曲の同じ楽譜を使っています。バッハ、ハイドン、メンデルスゾーン、ブラームスは世界の市民となりました。これから始まるプロジェクトでみなさんにお会いできることを楽しみにしています。
ヨス・ファン・フェルトホーフェン
A new choir in Tokyo
In front of the house where I was born stood a huge cathedral from the 14th century. All my childhood I sang there: the motets of Palestrina, Mendelssohn and Brahms. The masses of Bach, Mozart and Stravinsky. Later I started conducting that music and travelled to the places where these composers worked. I dedicated half my life to getting to know and understand their music. And this music is now deeply rooted in my heart and mind.
The invitation to start a choir that bears my name feels like great honor. I live on the other side of the world, but it is fantastic to be able to pass on all the richness and knowledge I have experienced myself to enthusiastic singers from another culture. In music, there are no boundaries. All over the world people use the same score of the great masterpieces. Bach, Haydn, Mendelssohn and Brahms have become citizens of the world. I hope to meet you at one of the upcoming projects!
Jos van Veldhoven
実績と予定
第1回演奏会
2023年2月19日
東京オペラシティコンサートホール
ハイドン「天地創造」
ソプラノ:松井亜希
アルト:青木洋也
テノール:櫻田 亮
バリトン:与那城敬
管弦楽:レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ
第2回演奏会
2024年2月24日
東京オペラシティコンサートホール
メンデルスゾーン「エリアス」
ソプラノ:中江早希
アルト:杉山由紀
テノール:櫻田 亮
バリトン(エリアス):大沼 徹
アンサンブル・ソリスト
ソプラノ:櫻井愛子
アルト:野間 愛
テノール:河野大樹
バリトン:外崎広弥
バリトン:小池優介
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
第3回演奏会
2025年2月22日
東京オペラシティコンサートホール
メンデルスゾーン「詩篇42番」
ブラームス「ドイツ・レクイエム」
ソプラノ:中江早希
バリトン:加耒 徹
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
第4回演奏会(予定)
2026年1月30日
すみだトリフォニーホール大ホール
《Mozart in love with Handel and Bach》
ヨス・ファン・フェルトホーフェンの構成による
モーツァルト「大ミサ曲 ハ短調 」K427を中心とした新しいミサ曲
ソプラノ1:中江早希
ソプラノ2:隠岐彩夏
テノール:中嶋克彦
バリトン:小池優介
管弦楽:プロムジカ・バロック・アカデミー
指揮・音楽監督
ヨス・ファン・フェルトホーフェン
Jos van Veldhoven
オランダ・バッハ協会の芸術監督を35年以上務め、同協会を世界的なアンサンブルに育て上げた。バッハ珠玉作のCDシリーズ制作を主導、日本を含む世界各地でコンサートツアーを行った。さらにバッハ全作品の演奏を再収録、オンラインで全世界配信をかなえるという画期的なプロジェクト「All of Bach」を推進し高く評価されている。古楽の分野でテレマンやグラウンのオラトリオ、バッハ『マルコ受難曲』の再現や17世紀の知られざる音楽対話劇といった新たなレパートリーを披露、バロック・オペラの現代初演も数多く手がけた。2001-2010年、ボンとエッセンのオペラハウスで、ヒルスドルフ演出によるヘンデルのオラトリオをシリーズ上演。客演指揮者としてオランダ国内はもとより世界各地で多くの合唱団や著名なオーケストラを指揮、またアムステルダム音楽院とハーグ王立音楽院で30年以上にわたり合唱指揮の教授も務めている。2007年、古楽界における革新的な功績を称え、オランダ・ベアトリクス女王よりオランダ獅子勲章、騎士の称号を授与された。
合唱:ヨス・ファン・フェルトホーフェン合唱団
合唱指揮:山神健志 YAMAGAMI, Takeshi
自由学園最高学部卒業、東京芸術大学卒業後イタリアに留学。帰国後、合唱指揮者として活動を開始。
現在は、児童合唱から大規模な混声合唱まで多くの合唱団の常任指揮者をつとめるほか、各地で市民参加による公募合唱団を指導。その的確な指導は共演した内外の指揮者から信頼されており、最近ではアンドレア・バッティストーニ指揮:ヴェルディ『レクイエム』、オルフ『カルミナ・ブラーナ』、マーラー『千人の交響曲』、ウォルトン『ベルシャザールの饗宴』、ベルリオーズ『レクイエム』などの合唱指揮を担当した。また、古楽界の巨匠・ヨス・ファン・フェルトホーフェンを常任指揮者として2022年誕生した「ヨスコア」の合唱指揮を務め、第一回公演ハイドン『天地創造』は好評を博した。児童合唱の分野でも定評があり、これまで荒川少年少女合唱隊やゆりがおか児童合唱団の演奏会を指揮した他、オーケストラと歌う素晴らしさを子どもたちに体験してもらおうと精力的に活動し、これまでにジョン・ラッター『子どもたちのミサ』(オーケストラ版日本初演)、上田真樹「あらしのよるに」(オーケストラ版委嘱初演)をはじめ、多くのコンサートを企画、指揮している。
©️2022 Jos van Veldhoven Chor